生田緑地マネジメント会議 開催結果

「生田緑地マネジメント会議」第2回運営会議開催結果

平成26年7月8日(金)18時30分から、生田緑地東口ビジターセンター2階多目的スペースにおいて、平成26年度第2回運営会議が開催されました。会議では、『生田緑地の案内を考えるプロジェクト』、『みどりのサロンお試し開催』の報告と、協議事項として『(仮称)コア会議の位置付けについて』、『生田緑地のルールについて』の話し合いが行われ、続いて『自然会議からの情報提供』、『倉本先生のお話』、『マネジメント会議会員からの情報提供』が行われました。

■会議の様子

会議の様子1 会議の様子2

議事概要

1. 報告事項

  • 第5回生田緑地の案内を考えるプロジェクトの報告
  • みどりのサロンお試し開催の報告

2. 協議事項

  • (仮称)コア会議の位置づけについて
  • 「生田緑地のルール」について

3. 情報提供

  • 自然会議からの情報提供
  • 倉本先生のお話
  • マネジメント会議会員からの情報提供

1.報告事項「第5回生田緑地の案内を考えるプロジェクト」について

第5回生田緑地の案内を考えるプロジェクトは5月24日(土)向ヶ丘遊園駅前にて行われました。

昨年度と比較し、良かった点について

  • 今まではなかったばら苑の正面入口に看板が設置できた。
  • 民家園通り商店街にチラシを置いていただけることになり、去年の4倍の4000枚をセレサ川崎農業共同組合さんの協力で印刷した。商店街連合会の積極的な協力など、地域の連携の広がりを感じている。
  • 今回の案内では7人の専修大学インターンシップの学生がチラシ配布や案内に協力した。

第5回生田緑地の案内を考えるプロジェクト

2.報告事項「みどりのサロンお試し開催」の報告

みどりのサロンお試し開催が6月12日(木)18時半より東口ビジターセンター2階にて行われ、32名の参加がありました。

参加者の意見や感想

  • 日本民家園の職員から、古民家「工藤家」にまつわるエピソードが紹介された。
  • 参加者も多く会員同士のコミュニケーションが取れた。
  • 4つのテーブルに分かれ、お茶とお菓子をとりながら歓談が行われた。
  • 開催頻度は2カ月に1回程度としていきたい。

みどりのサロンお試し開催

3.報告事項「(仮称)コア会議の位置づけについて」

<趣旨>マネジメント会議の運営のあり方、課題、取組について議論する場。

  • 運営会議の参加者である「コアメンバー」と「コア会議」の名前が紛らわしいので、わかりやすい名称にしたい。

  • コア会議の参加者は役員のほか、コアメンバーの希望者とする
  • 会則を変えることになるが、コアメンバーを運営委員と変えて、コア会議の名前は変更しない案に多数決で決定しました。


4.報告事項「生田緑地のルールについて」

ルールは対象者、立場によっても異なるのでいくつかの課題がある。今後コア会議でルール作りの進め方の方針を決めて、第3回運営会議で協議をしてルールの取りまとめを行っていきたい。次の段階としては周知・啓発の方向性を検討したいと考えている。

生田緑地の看板についても改修を行っており、景観に合わせた作成や、自転車の押し歩き啓発の看板では自転車利用者も気づいて降りてくれている。


5.報告事項「自然会議からの情報提供」

今年度の自然会議は年4回の開催とし、2、3回目は自然会議会員以外からも参加者を募って勉強会を行いたい。

第2回自然会議開催決定!
8月10日(日)10時~12時東口ビジターセンター2階
「遺伝子から見る植物の見方」について


6.倉本先生のお話

どうして植物の持ち帰りや、持ち込みに注意しなければいけないのか?

生物の持ち帰りはその場にいる生物が減少することにつながり、持ち込みは生物の遺伝子の構成が場所によって異なるので、違う遺伝子を持つ生物と交雑することで、自然の秩序を壊すことにつながるためである。

1983年に伊豆大島で行ったツツジ類の調査では在来種と園芸種がそれぞれで生育していたが、両者の雑種が生まれていることが分かった。したがって伊豆大島特有のツツジを保全するためには園芸種の植栽は規制する必要があることがわかった。このように在来種を守っていくためには植栽に気をつけなければならない。

花のイラスト

7.その他 マネジメント会議会員からの情報提供

多摩区観光協会

1948年に梨もぎを対象として観光推進協議会が発足した。今回1年半の検討を経て、3つの団体が一つにまとまり多摩区観光協会になった。

多摩区地域振興課

多摩区観光協会の設立イベントを9月21日に多摩市民会館大ホールで開催する。また多摩区観光切手を作成する。
みどりの上映会は8月3日にゴルフ場の18番ホール脇の傾斜地で上映する。

多摩区商店街連合会

TAMAフェスティバルは残念ながら今年度の開催を取りやめる。多摩区民祭に連合会のブースを出す検討をしている。

みどりの協働推進課

10月26日に市民100万本植樹運動植樹祭を開催する。西口園路脇に植樹する予定の樹種は生田緑地で採取した苗を使用する予定である。

生田緑地運営共同事業体

8月3日にサマーミュージアムを開催する。「まち・自然・文化の輪」をテーマとし、夏休みの子供たちが参加して楽しめる内容にする。

事務局

ぐるっとガイドツアーは専修大学インターンシップ生と連携して進めている。9月、10月頃にガイドの試験ルートを設定し、11月頃にお試しツアーを開催したい。

生田緑地整備事務所

スポーツ推進審議会委員から生田緑地でウォーキング利用者に距離表示を掲示する話があった。まずはコア会議で検討し、マネジメント会議で協議したい。

事務局

ホームページを中心にブログ、Facebook、Line@、メールマガジンなどで情報発信をしている。閲覧者の数を上げたいので協力してほしい。

商業観光課

8月23日に多摩川花火大会が開催される。
協賛席もあるので参加をして欲しい。


■今後のスケジュール

○第3回運営会議
  • 平成26年10月上旬~中旬に生田緑地東口ビジターセンターで第3回運営会議を開催する予定。

配布資料

(ファイルをダウンロード)次第(PDF形式・33KB)
(ファイルをダウンロード)第5回 生田緑地の案内を考えるプロジェクト ニュースレター(PDF形式・1,882KB)
(ファイルをダウンロード)生田緑地 みどりのサロン お試し開催レポート(PDF形式・250KB)
(ファイルをダウンロード)(仮称)コア会議の位置づけについて(PDF形式・338KB)
(ファイルをダウンロード)生田緑地のルールについて(PDF形式・454KB)
(ファイルをダウンロード)生田緑地を利用されるみなさまへ(参考資料)(PDF形式・885KB)

会議議事録およびニュースレター

(ファイルをダウンロード)平成26年度生田緑地マネジメント会議第2回運営会議 議事録(PDF形式・199KB)
(ファイルをダウンロード)平成26年度生田緑地マネジメント会議第2回運営会議 ニュースレター(PDF形式・340KB)