【2時間限定公開】地質の日記念 剥ぎ取り標本展示
5月10日の地質の日を記念して、昨年度、川崎市地域文化財に決定された「オシ沼切通し多摩ローム層模式露頭剥ぎ取り標本」の7点のうち1点を、5月19日に限定公開します。
この露頭は川崎市多摩区東生田3丁目にかつて存在したもので、多摩ローム層及びオシ沼砂礫層の模式地※1とされ、多くの研究者にとって関東ローム層研究の重要地点となっていました。
露頭は平成3(1991)年の宅地造成によって消失しましたが、青少年科学館に剥ぎ取り標本※2として保存されていることで、現在の私たちも失われた露頭の実物から、大地の変動を感じることができます。
※1 模式地とは、ある固有の名称で呼ばれる地層が分布する代表的な地点のことです。
※2 剥ぎ取り標本とは、露頭に接着剤を塗り、布やガラス繊維を貼付け、露頭表面を剥ぎ取った実物資料です。
チラシはこちらをご覧ください。(PDF形式・1,190KB)
開催日時 | 2024年5月19日(日) 14:00~16:00 |
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場所 | かわさき宙と緑の科学館 2階学習室1 |
対象 | どなたでも |
観覧料 | 無料 |