生田緑地マネジメント会議 開催結果

「平成26年度生田緑地マネジメント会議」全体会開催結果

平成27年3月24日(火)9時00分から、かわさき宙と緑の科学館において、全体会が開催されました。会議では、会則の変更や会員の入会等に関する承認、クラブハウス跡地の利用計画等に関する報告、生田緑地のファンを増やしてくための意見交換、アドバイザーの東京都市大学・涌井史郎教授のお話等が行われました。

■会議の様子

会議の様子1 会議の様子2

議事概要

1. 承認事項

  • マネジメント会議会則の変更について
  • 会員の入会について
  • 役員・運営委員(コアメンバー)の改選について

2. 報告事項

  • 会員の入退会について
  • クラブハウス跡地の利用計画について
  • 平成26年度生田緑地マネジメント会議のふりかえり

3. 意見交換会(ワークショップ)

  • テーマ「生田緑地のファンを増やしていくために」

4. アドバイザー 東京都市大学 涌井史郎教授のお話


1.承認事項

マネジメント会議の会則変更、会員の入会、役員・運営委員の改選について承認が行われました。

マネジメント会議会則の変更について

今後、コアメンバーを運営委員と呼称することを承認しました。

会員の入会について

国士舘大学の磯谷達宏先生の入会を承認しました。

役員・運営委員(コアメンバーの改選について)

平成27年度のマネジメント会議役員は以下のとおり承認されました。
マネジメント会議会長 薬袋 奈美子
マネジメント会議副会長 井口 実
マネジメント会議副会長 渡邉 宏行
自然環境保全管理会議会長 磯谷 達宏
自然環境保全管理会議副会長 岩田 臣生
承認の様子


2.報告事項

会員の入退会、クラブハウスの跡地利用について、平成26年度生田緑地マネジメント会議の活動成果について報告を行いました。

会員の入退会について

「生田緑地雑木林勉強会」の退会と「ともしび会」の入会を報告しました。

クラブハウス跡地の利用計画について

みどりの保全整備課より、クラブハウス跡地利用について、これまでの経緯とマネジメント会議からの意見を取り入れた設計方針について説明がありました。

平成26年度生田緑地マネジメント会議のふりかえり

平成26年度のマネジメント会議の開催状況、市民部会やプロジェクト会議の活動成果など各種の取り組みをふりかえり活動の成果を参加者全員で確認しました。

報告の様子

3.意見交換会(生田緑地のファンを増やしていくために)

本年度の意見交換会では、「生田緑地のファンをふやしていくために」(キーワード「若い人」、「外国人」)をテーマに、「おもてなし・ガイド班」、「自然班」、「地域連携班」、「フリートーク班」に分かれ活発な議論を行いました。

各班で出された主な意見

<おもてなし・ガイド班>

  • ツールとしての地図の活用(外国語地図、指さしマップなど)
  • 現状スタッフが不足
  • 外国人がキーワード検索できるようなネット環境を整備
  • タイムリーに活用するような簡易なサイン
  • 人を介して案内するような小さな印刷物など案内にあふれる環境
  • 商店街の魅力を高める協同
  • 生田緑地だけでなくアプローチも含めた全体の周遊性を考える
  • 藤子ミュージアムのバスを向ヶ丘遊園駅経由にする
  • 受け入れ態勢をもう少ししっかりしたものを造ってから、おもてなしや案内をじっくり考える

<自然班>

  • 自然をタイムリーに知ってもらう機会が少ないのではないか
  • ホームページの充実、ホームページへ1週間に1回生田緑地の自然をアップして状況を知ってもらう
  • ビジターセンターに植物の見ごろなどの情報を提示
  • 地形・植物・生物などを網羅したガイドがあったらいいのではないか
  • 高齢者、子育て世代などの属性別にコースを設定し、ビジターセンターに置いたらよいのではないか
  • 来園者のブログを活用するとよいのではないか
  • 自分がどこにいるかわからないというケースも多いので、案内やサインを設置した方がよい
  • マナーを啓発することも大事
  • 生田緑地ビジョンの柱である「里山」をわかりやすく表現する取り組みをする

<地域連携班>

  • 大学生と情報共有が必要。大学の関係者が集まる会議にこちらから出向いて情報を提供する
  • 町内会のお祭りを生田緑地で実施したい
  • 地元企業などに保全活動に参加してもらいたい

<フリートーク班>

  • サブカルチャー的なイベントを実施すればよいのではないか
  • ドラえもん、緑地、ゴルフ場のコンテンツをうまく活用できないか
  • 外国人に来てもらうには、民家園のような昔からの伝統のあるものをアピールすればよいのではないか
  • オリンピックの関連イベントを生田緑地で実施できないか
  • 生田緑地へのわかりやすいルート設定
  • ツアーガイドに乗せるとかSNSの充実を図ることが重要
  • 食のイベントを実施する

交換会の様子

4.アドバイザー 東京都市大学 涌井史郎教授のお話

生田緑地マネジメント会議にアドバイザーとして関わっていただいている、東京都市大学の涌井史郎先生からお話しをして頂きました。

涌井史郎教授
みなさんの行動は生田緑地を愛してやまないという気持ちからここへ集まり、一所懸命話し合い、よりよい公園をつくろうという動機ですべてがスタートしている。その成果が大きく公共施設あるいは社会資本といったものの役割、機能を見直す大きなきっかけになっているということをぜひ理解して頂きたいと思います。


■次回会議の開催について

○平成27年度生田緑地マネジメント会議第1回運営会議
  • 平成27年4月24日(金)14:00から生田緑地東口ビジターセンターで第1回運営会議を開催します。

配布資料

(ファイルをダウンロード)次第(PDF形式・193KB)
(ファイルをダウンロード)全体会説明資料(PDF形式・3,538KB)
(ファイルをダウンロード)マネジメント会議会則(案)(PDF形式・993KB)
(ファイルをダウンロード)マネジメント会議会員の入退会について(PDF形式・234KB)
(ファイルをダウンロード)マネジメント会議会員名簿(案)(PDF形式・122KB)
(ファイルをダウンロード)クラブハウス跡地利用計画案(PDF形式・566KB)
(ファイルをダウンロード)会員の表彰等についての新聞掲載記事(PDF形式・3,730KB)

会議議事録およびニュースレター

(ファイルをダウンロード)生田緑地マネジメント会議全体会 議事録(PDF形式・2,372KB)
(ファイルをダウンロード)生田緑地マネジメント会議全体会 ニュースレター(PDF形式・365KB)